〜抜け毛の原因〜
「フケ」
人間の皮膚を作っていた細胞が細胞同士のつながりを失うと、体にとっては不要なアカになります。この不要になった頭皮のアカ。これがフケです。
つまり、フケとは、頭皮の角質細胞がはげ落ちたもの。頭皮からできたフケに、皮脂や汗からの分泌物が混ざると、細菌が繁殖しやすい環境をつくります。
頭にたまったフケが細菌を繁殖させると、頭のかゆみを引き起こします。また、フケは細菌やカビが繁殖する温床となりやすいため、頭皮の炎症や、吹き出物を起こし安くなります。
頭皮に炎症や吹き出物が起こると、抜け毛の原因になりやすくなります。
「シャンプー」
髪を清潔にするシャンプー。しかし種類によっては、抜け毛の原因となるものがあります。
シャンプーには、合成系と天然素材系の2種類があります。市販のシャンプーは、石油系の種類のものが多く、石油系の種類のシャンプーは、合成系の界面活性剤をベースにして作られています。
これは、浸透性が高いので、頭皮の毛包の奥まで入りこんでいき、このことが毛根周辺の細胞にダメージを与える可能性があります。
石油を原材料とする合成系の種類のシャンプーと比較して、天然素材系の種類のシャンプーは、抜け毛などの副作用はほとんど見らません。
天然系の種類のシャンプーの場合は、抜け毛に対して逆に好影響をもたらすと言われています。抜け毛が気になる方は、シャンプーの種類に気をつけて、抜け毛の対策になる種類のものを選ぶようにしましょう。
「リンス」
抜け毛が気になる脂性の人は、油分の少ないリンスを使用したほうがいいでしょう。油分の少ないリンスでも、リンスを地肌にたくさんつけすぎると、フケを増やす原因になり、抜け毛の原因ともなります。
リンスは、地肌にはつけすぎないように気をつけましょう。また、リンスを使用した後は、ていねいに髪の毛をすすいで、リンスをしっかり落とすように心がけましょう。
「髪型」
いつも同じところでしか分け目をつけていなかったり、長い髪を毎日きつくしばっていたりすると、それが原因で、抜け毛につながる可能性があります。
これは、頭皮の同じ場所に一定の負担がかかり続けることにより、抜け毛の危険性が増えるためです。また、油分の多いスタイリング剤などを使いすぎると、毛穴が詰まって髪の毛の成長を阻害するため、抜け毛の原因になりかねません。
髪型も気分や日によってなるべく変えるようにし、スタイリング剤も、品質や量に配慮するなどして、頭皮への負担を減らしましょう。
「生活習慣」
生活習慣の乱れが抜け毛の原因になることもあります。特に気をつけたいのは、お酒の飲み方です。お酒は、上手にほどほどに飲めば、血行がよくなり抜け毛の防止にもなる場合もあるようです。
しかし、お酒を飲みすぎると、体内で必要な蛋白質が不足し、髪の毛の成長を妨げ、抜け毛の原因につながると言われています。
また、お酒の飲みすぎだけではなく、睡眠不足や不規則な食生活、脂分の多い食物の摂りすぎなどの生活習慣の乱れも、抜け毛の原因になります。
適度な飲酒、十分な睡眠、バランスのよい食生活など、規則正しい生活を送るよう努め、生活習慣の乱れによる抜け毛の予防に心がけましょう。
「喫煙」
煙草を吸うと、口中の粘膜と肺がニコチンを吸収し、それが全身の血液を通って、尿として排泄されるので、習慣的に喫煙をしている方は、血液の流れが悪い状態にあります。血液の流れが悪くなることで、抜け毛の原因になると考えられます。
また、喫煙による血管収縮作用は、血流障害を起こし、これが抜け毛を促進させたり、育毛を妨げたりする原因になります。
抜け毛を改善するために、薬や育毛剤を使い努力していても、喫煙することで、血行障害などを生じさせる状態を作ってしまっては、あまり意味がありません。抜け毛が気になっていらっしゃる方は、禁煙を考えたほうがいいかと思われます。
「帽子」
帽子を長時間着用していると、頭皮が蒸れ、毛髪に十分な栄養が行き渡らなくなり、これが抜け毛の原因になります。
帽子やヘルメットを長時間着用しなければいけない場合は、着用後、シャワーなどでよく汚れを落とし、頭髪や頭皮の清潔を保ちましょう。
頭髪や頭皮を清潔に保つことが、抜け毛の予防のためには大切なのです。紫外線が強い日など、毛髪表面のキューティクルを守るためには、帽子をかぶったほうが望ましい場合もあるので、抜け毛の予防のために帽子をうまく活用しながら、着用後の頭髪や頭皮のケアをしっかり心がけ、抜け毛の予防に心がけましょう。
〜抜け毛の予防策〜
「ストレスを溜めない」
ストレスと抜け毛には深い関係があります。
なぜストレスを感じると抜け毛が増えてしまうのか。それには血行が関わっています。
@ストレスを感じると肩こりなどに代表されるように血行不良になる。
A「こり」のせいで頭にも血液が十分に行き渡らなくなる。
B毛細血管に十分な栄養がいかず、毛根がダメージを受ける。
このようにストレスが抜け毛への要因になります。
抜け毛予防にはストレスを溜めないことが重要です。
しかし現代ではストレスを溜めないということは不可能に近いように思います。
ではどうすればよいのか。
まずは「がんばりすぎない」ということを気にかけてみましょう。
ストレスを溜める人の多くは責任感が強すぎたり、常に高い目標を持ってがんばりすぎている人が多いようです。
しかし、誰でも一人で出来る範囲には限界があります。
適度にストレスが堪らない程度を自分でわきまえることが必要です。
「抜け毛予防のための正しいシャンプー」
1、入浴時間に余裕を持ちましょう。
時間がないときにシャンプーをするとすすぎが不足していたり、無理に力が入ってしまいます。
これにより、キューティクルを傷つける可能性が高くなります。
2、十分に髪を濡らす。
髪をシャンプーする前に十分に濡らしてください。また、濡らす前にブラシでとくとより良いです。
実はこの髪を濡らす段階で髪の汚れはほとんど落ちています。
3、シャンプーをつける。
このときシャンプーは事前にお湯で薄めておきます。
これによりシャンプーを泡立て髪にやさしくなじむようにします。
4、頭皮をじっくりマッサージ。
必ず指の腹を使って頭皮をマッサージしながら洗っていきます。
爪を立ててはいけません。
髪の生えている方向と逆向きにやさしく洗います。
シャンプーは2度しても大丈夫です。
5、シャンプーをすすぐ。
これがもっとも重要です。
シャンプーが残らないようにしっかりゆすぎます。
6、リンスをする。
決して頭皮につけないように。
7、リンスをすすぐ。
シャンプーと同様にリンス剤が残らないようにすすぎます。
8、髪を乾かす。
ドライヤーを15センチ以上離します。
髪の根元5センチくらいを乾かすイメージで乾かします。
髪の先端は少しぬれている程度に留めます。
ぬれた髪のまま眠ると髪を傷める可能性があります。
すぐに就寝する場合でも髪が乾いたことを確認しましょう。
「生活習慣」
必要なのは
・必ず夜に眠るようにする
・最低でも5時間位の睡眠時間をとる
ということです。
夜眠ることによって髪の成長、修復が出来ます。
髪は昼間は成長しないからです。
いつも昼間に眠るからといって、昼に髪が成長・修復することはないので夜眠ることが必要になってきます。
睡眠時間も抜け毛予防には重要です。
あまりに短い時間しかとらないと毛母細胞の分裂が低下します。
これにより抜け毛が増える可能性があります。
「食事を見直す」
髪によくない食べ物の代表的な例を挙げると
・味が濃すぎる(塩辛い)食べ物
・脂っこい食べ物
・ムリなダイエットなどで栄養を極端に取らない
味が濃すぎる食べ物は健康のためにも良くありません。
抜け毛だけでなく高血圧や動脈硬化の原因にもなります。
抜け毛予防のためだけでなく避けたいですね。
脂っこい食べ物は毛穴に余分な脂がたまりやすくなり、抜け毛が増える可能性があります。
ムリなダイエットをしている方も要注意。抜け毛や薄げは男性だけに限ったものではありません。栄養価の不足が抜け毛の原因になる可能性があります。